6勝1分けのくやしい一週間でした
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は
こちらでやってます。
7日間とも当たりのパーフェクトまで、ほんのあとちょっと。
1日(木)の午後は、ちょっと雨が降っていれば当たりだった。
雨雲は、埼玉と東京の県境くらいまでは南下。
あの時、「がんばれ、もうちょいだ、根性みせて!」と雨雲にエールを送っていたのは、世界広しと言えども自分だけの気がする。
予報コメントは、
「午後は急な雨や雷の恐れ。南関東で30%ほどの確率。」
東京都心まで雨雲が南下しないデータもあったが、ズレを考慮すると「降りません」という勇気は持てず。
「30%」という保険をかけた数字が、裏目に出た。
あっ、保険って言っちゃった。
雨雲があと20kmほど南へ広がれば、当たりだったんですよ。
沖縄、梅雨入りしました
沖縄が、きょう5日に梅雨入り。
これから、東北で梅雨が明けるまで3か月弱ほど、梅雨前線がだんだん天気の主役になってくる。
ちなみに、沖縄の梅雨入りは平年だと5月9日なので、4日早い。
この「平年」は10年に一回見直されるが、2010年まで使っていた平年だと5月8日。
「ゴーヤーの日」で覚えやすかったので、1日ズレたのがちょっと残念。
天気予報をやっていると、覚えなきゃいけない日付が多いので、少しでもラクをしたいのが本音なんです。
今週は、初夏の晴天VS梅雨前線、第一ラウンド
梅雨前線は沖縄あたりに停滞して、沖縄はぐずぐず天気。
ただ、停滞前線と言われながらも、実はじっとしていられない性格。
ときどき北へ、ひょこっと顔を出す。
ときどきの訪問が、しょっちゅうになって、居座るようになると本州各地も梅雨入り。
うっとうしさでは、招かざる居そうろうと共通か。
そうなる前に、満喫しておきたい初夏の晴天と陽気。
ポイントは、梅雨前線がどれくらいの頻度で顔を出すかだ。
今週だと、本州付近には週末に一度、顔を出す予定。
10日(土)は西日本で、11日(日)は東日本に雨雲が広がりそうだ。
思ったより長居しないか、注意ぶかく見ておきたいところ。
結果は来週!
梅雨前線は、エビぞりのように体を持ち上げて、本州にかかることも。次回は週末があやしい。
今週の格言
『梅雨前線は「停滞」前線のくせに、けっこう動く』
詰め天気
前回(4/21)の出題は、「この日の東京は、どんな天気だったでしょうか?」でした。
2011年5月5日15時(気象庁天気図)
ちょうど、きょうと同じ日付ですね。
この日の東京は一日「曇り」で、朝にパラッと雨が降りました。
高気圧の位置がヒントと書きましたが、高気圧は東京のだいぶ北にあります。
これは「北高型」(北に高気圧がある型)と昔から呼ばれ、東の海から湿った北東風が吹いて、関東は曇りやすいパターンなんです。
高気圧からも前線からも離れているので、「晴れでも雨でもない→曇り」という考えもアリです。
あとは、ヒントの気温。
朝から昼間まで4℃ほどしか上がっていません。晴れるともっと上がるはずですね。
今回は、初めての方からも多く解答をいただき、ありがとうございました。
「高気圧ちょっと北すぎる感じ・高気圧と同じくらい離れた南に前線、間を取って曇り!(もめんさん)」
正解!
「高気圧から吹き出す北東からの風によって曇り、場合によっては雨が降る。(ゆすやまさん)」
お見事です!
「中学生の時、天気図描く理科の授業がありました。
その授業だけはウキウキしながら天気マークつけてました♪(たまごさん)」
詰め天気も、ぜひウキウキと!
うっとうしい“雨季”にもおススメです(すみません…)。
今週の定石はこちら。
今週の定石
『「とうごうさん(10・5・3)」の法則。
朝と昼の気温差が10℃以上→晴れ、5℃→曇り、3℃以下→雨』
(だいたいの目安ですが)
今回、正解した皆さんはこちら。
Tiidaさん、もめんさん、ウユニ塩子さん、上海ジョーさん、ヨッシーさん、やぴさん、のりおさん、浅野うみさん、モンさん、naru1559さん、ウラメリストさん、とものさん、ゆすやまさん、くまおとこさん、ヤチさん、たにーさん、こまさん、Cauli.さん、モリソンさん、雨宮典子さん、まっつんさん、いちもさん、しんさん、げるたけさん、タケウマさん、りょうにゃさん。
さて、今週の問題は、こちらです。
今週の問題
この日の東京は、どんな天気だったでしょうか?
(気象庁天気図)
(ヒント)
・4~6月のいつかの天気図です。正午です。
・伊豆諸島の南にある低気圧がヒントです。
・最高気温は17℃でした。
・東京の天気が注目された日です。
・難しい!という人は、来週に一つヒントを出しますので、それを待ってからどうぞ。
解答はこちらから↓