米子駅は妖怪駅
本日最初の妖怪は目玉の親父。
最初に説明すると、境港という町は、げげげの鬼太郎の作者、水木しげるさんの故郷になります。
水木しげるさんが、妖怪たちの産みの親だとするのならば、境港は妖怪達にとっても故郷となるわけです。
そんなわけで、境港には妖怪がいっぱい居ます。
ただ、ここはまだ米子という町であって、境港にはここから電車に乗って行きます。
鳥取県に入った途端、妖怪たちがちらほら顔を出し始め、妖怪たちが境港から鳥取県全般に、その生息地を広めているな、という感はありました。
米子の町中では、あまり見ることが無かった妖怪たちが、米子駅には溢れています。
察するに、妖怪たちの移動手段は電車かもしれません。
妖怪たちの中でも、特に指導者的な立場の目玉の親父が、「0番ホームは、こっちじゃ」と教えてくれています。
それに従い0番ホームに行ってみると、今度は、ねずみ男駅と書かれた駅の表札が。
そうなんです米子駅は別名ねずみ男駅なのです。
この妖怪による別名は、米子駅だけではなく、米子〜境港間の16駅に全てついてます。
例えば、境港駅=鬼太郎駅、御崎口駅=砂かけばばあ駅。
ちなみに、インターネット上の路線検索などでは、ねずみ男駅も鬼太郎駅も該当なしになります。
まぁいくら妖怪たちがおおっぴらに姿を表すようになったとはいえ、まだまだ文明の利器的なモノでは、その存在を感知できないといったところでしょうか。
妖怪たちの存在を感知できるのは、妖怪レーダのみ。
と、早速ボクの妖怪レーダが、何かとてつもないものが来る、と告げている。
いや、そんな便利な身体機能はないので、気のせいか、もし髪が立っていたとしたら、それはネグセなんだけど。 |