果物をその場で絞って飲む飲み物が居酒屋などでたまにあるが、果物絞るより既製品のジュースの方が美味しい。と僕は思う。
果物を搾った場合、一個一個味が違うし、そもそも食べるために売っている物なので、色々調整してジュースとして出来上がっている物には勝てないと思うのだ。
それでもなにやら僕の周りではその場で絞る方に人気が集まる。それはその場で絞るエンターテイメント性や生搾り!みたいなイメージに流されているだけだと思う。そこんとこどうにかしよう。
(尾張 由晃)
実際の所どうなのか
と、思っているのだが実際に飲み比べはしたことがない。やってみたらば搾りたて凄い!やっぱり新鮮!みたいな事になるかも知れない。そうなったら、この記事おしまいね。
果肉たっぷり。
実際に飲んでみると絞りたては果実の食感が楽しく香りが良い。 苦みや酸味もしっかりあり、グレープフルーツの特徴が際立った。 その反面で少し水っぽい印象も受ける。
色濃いね。
既製品の方はしっかり甘い。苦みや酸味は控えめですっきり飲みやすい。飲み物としてはやはり完成度が高いと感じた。
栄養とかは知らないが安いし簡単だしやっぱり既製品の方が良いと思う。果肉感が欲しいというならそういう商品もあるだろう。
なのに、それでも負けそうな既製品。それはやっぱりイメージだ。
これならどうか
グレープフルーツジュースの泉にやってきました。
出来たてのイメージに負けるというのならばこちらも出来たてっぽければ負けはしまいと既製品のジュースにも出来たて感を出してみた。
溢れ出るグレープフルーツジュース
蛇口をひねればドンドン出てくるグレープフルーツジュース。 まさかグレープフルーツジュースがこういう風に作られて いたなんて。
はじける柑橘系の香り・キュアグレープフルーツ!
まさに出来たてのグレープフルーツジュース。新鮮そのものだ。これなら生搾りに負けるどころか絶対こっちの方が飲みたいでしょう。しかも味もこっちが上だよ!やったやった。
味は変わらないけど楽しい。
飲んでみたけど味変わらんよ。
実際飲んでみたらさっき飲んだものよりみずみずしい気がする! とか嘘を書こうとも思ったが、そんな事なく、同じ味だった。 だって現実を知っているから。
こんなもんですわ。
一歩下がればこんなもの。夢を見続けるには周りが見えちゃ駄目なのか。この方法じゃ無理なのか。
だけどなんだかすっごい楽しかった。グレープフルーツに蛇口がついてるへんてこ感と、単純に蛇口からジュースが出てくるっていう子供の頃の妄想が実現できたのがただ嬉しい。
子供の頃の僕にこれを見せて、ほら、蛇口からジュースが出てきたよ。って言っても満足しないだろうが今の僕には充分楽しい。これがあれば何でも飲める。色んな物を飲んでみよう。