ここまでくればもうほとんどのヒントを与えてしまったも同然だ。もう種明かししてしまいますか。東京メトロ広報によると、「あれは、電車がついてから何分経過したか、ということをあらわしているんです。」
非常に単純で拍子抜けし、椅子から転げ落ちそうになった。しかしまだ疑問はある。なぜ、あんなところにわざわざ掲げるのだろうか?車掌は時計持ってないのか?
「車掌は電車到着時、様々なことに気を配らないといけません。お客様がちゃんと乗り込んだか、走り込み乗車はないか、など非常に気を使います。腕時計も持ってはいますので残り時間の判断はできますが、どうしても『腕を見る』という動作が発生しますよね。そうすると安全確認に支障をきたさないとも限りません。
その場合、あのような掲示板があると、目線の動きが最小限で済むんです。」
私の非常に好きな、人間工学系な感じの答えが返ってきた。目線のロスをなくすためでもあったのだ。
では、刻々と変化する電光掲示板を撮ってみたので、お好きな方はちょっと寄って見てってください。 |