1月にウコンについて考えたのだが、そのとき手に入れたウコンがそのままになっていた。今回、実際に活用してみてその効果のほどを検証してみたいと思う。
(安藤 昌教)
乾燥後、粉末に
まずはオーソドックスにウコンを粉末にしたい。粉末ならば保存もきくし、そのままお茶にして飲んだり料理に使ったりもできなにかと便利なのだ。生のウコンを粉末にするには30分ほど蒸した後、スライスして風通しの良いところに2週間ほど陰干ししておくのがよいらしい。そして完全に乾燥したらコーヒーミルなどで粉末にするのだ。
さっそく同じ手順でやってみた。
30分ほど蒸した後スライスする。試しにこの時点で一つ食べてみたのだが、本気で苦いのでやめておいたほうがいい。味覚がしばらく麻痺するくらいに苦い。
スライスした後は風通しのよい軒下とかで陰干しするのがベストなのだが、沖縄はここ10日くらいずっとぐずついた天気が続いていたため、外よりは湿度が低いと思われる部屋の片隅に放置しておいた。
ウコン、乾かず
そして今日で約2週間。ウコンは乾燥して丸まってきてはいるのだが、それでも触るとまだ軟らかい。なんという生命力、というか保水力だろうか。やはり気候が乾燥していなかったせいもあるのだろうけど、しかしこれでは粉末にすることができない。
乾燥は根気良く夏くらいまで放っておくことにして、今回は別の利用法に注目してみたいと思う。